さて、ブルブルと寒さを感じて起きました
夜明けのショーは4:45~だから、 それに合わせて出発したらという小屋番の意見を取り入れ 3:30頃起床 すでに小屋番は外は凍ってるよと朝早くから働いています お湯を頂いて(この小屋はお湯をもらいたい放題でした)ご飯を作りつつ 干させてもらったり水を切らせてもらった品々を身に着け、パックしていきます 靴も新聞紙を何回か入れ替えた結果かなり快適になりました 小屋番にちゃんと北岳まで行くんだぞ~と釘さされつつ お別れを言って夜明け目当てのお客の男性3名と共に山頂に出発 ひんやりした空気の中、全部稜線見えてます 来た道、行く道 山頂にとどまっていたら寒くなってきたので 進むことにしました 皆さんにお別れを言って進みます 高度感満載、こわーい!!!危ないところはないんだけどさ! 登ったり下ったりしつつ進みます フジサン~♪ ときどき携帯をチェック auのiphone、ときどき電波なしで○印が出ます うっかり会社のメール受信を切り忘れていたことに愕然 ezweb以外はぶちっと切ります が、うまくない、送信できない 小屋番からつながるポイントは中岳で聞けと言われていたのであきらめて進みます 大聖寺平への長い下りなかなか見えている地点に到着しない 暑くなってきて着ていたカッパを脱ぎます たったか進みます 平らな場所になったらやたらに対抗する人たちに会います トラバースする広々した道 ここで初めて悪意のある虫にブンブンまとわりつかれます 荒川小屋、水の補給とトイレに立ち寄りました トイレは足場に立つと下の穴があく仕組み 穴も小と大用に分かれている ただ、外国人にはやさしくない、解説なしで、 なぜか小と大の向きが逆にされていたという話で盛り上がった昨晩 おそらくは中国の人なわけですが、これが例のトイレか! そして確かにここのテント場はステキ!お花畑、水場ですら! 水量豊富な上、だれもいなかったので髪の毛をささっと洗おうと思ったのですが さほど頭もかゆくなかったので考えてここでは洗わないことにしました これから中岳への登り クリアに晴れていたのに天気がガスってきました 途中鹿柵を何か所か超えてお花畑通過、中岳の分岐へ 荷物のデポをこの分岐でするか迷います 先客グループがザックをガサガサ置いていましたが ここは中岳避難小屋の小屋番にご挨拶をと思い素直に小屋に向かいます 地図上は分岐近くにある小屋 どこに小屋があるんだよと思いましたが悪沢岳のほうに向かって10分弱で小屋に到着 トイレに行く登山客にいろいろ話しかけている小屋番も発見 ネクタイしていないもののスーツに革靴、そこにエプロンをしています ん~ 小屋番はやはり個性的な人が多い。。。 挨拶しつつ、デポをして悪沢岳にピストンしたいこと ※赤石岳避難小屋、中岳避難小屋、高山裏避難小屋は同じ東海フォレスト経営で しょっちゅう無線で状況をシェアしている 高山裏避難小屋に泊まりたいこと、ピストンから戻ったらお茶を頂きたいことを申し述べ 今回初使用、883製のサブザックに荷物を詰め替えます 中身はカッパ、水、菓子パンの残り、携帯 案外ものが入りますし密着度もまあまあよし そうそう、携帯は小屋番にここがつながるよと言われたところではつながらず 悪沢に行く途中の小ピークでつながりました 1日下山が遅れるというメールとブログで近況アップデートして電波を切ります 案外切り立っている部分があり、注意するのはそこぐらいでしたが、 ここをテントもって下から上がるのはいやだなと正直思いました 高所恐怖症向きじゃありません、悪沢岳 トラバースしつつ ワンゲル一団と対抗します サクサク下れないのか一番手女子に一番後ろからCLがマイペースで焦らずにとゲキを飛ばしてました ああ、そうだよね~とXX年前に思いをはせます ワンゲルは苦しいのは1年目だけ、これ本当 持つ荷物の重さとかじゃないよ、山慣れするからねー 途中途中でホシガラスに馬鹿にされつつ進みます ちょっとガスってきていて周囲360度の展望というわけにはいきませんでしたが そしてパンを食べておなかも少し満たされたので戻ります したらば小屋番がチョコンと小屋の中で佇んでいました これはお待たせした模様 世間話をば・・・ というよりも中岳避難小屋の小屋番の途切れない話 ここでは書けないようなネタもありつつ 避難小屋なのにロース肉4kgを頼んだ赤石岳避難小屋 これは全部ツマミとしか思えないなどなど 愛すべき東海フォレスト小屋番たちでございます そして一番頂点を極めているのは高山裏の島田さん(19年)です 有名ですね ホットな飲み物を注文したかったのですが この避難小屋、物資が不足しております あらかたのメニューが手書きで消されており 小屋番が少し考え込んだ結果、「健康酢のお湯割り」ならできる! と裏メニューが提案されてきましてオーダー どうやらちょい高級なお酢をお湯で割ってくれたようなのです 200円 で、話は続きまして、ホットな飲み物を飲み終えて、ほっとするも そろそろ鳥肌が立ってきたので、おいとましました 小屋番も荒川小屋に物資が投下されたので取りに行かねばならないミッションがありますし ではまたね!と出発 さくさくと稜線を進みますと、崩落してます、ひょーえー ここは中岳小屋番に遠慮なく植生を踏んで通るように言われていました しかし崩落続き、参ります、高所恐怖症 下のほうにワンゲル一団が見えましたが、あちらも進み悪い? 怖いのでへっぴり腰でズリズリ進みます 稜線からガレガレした下りへ 地図を確認するとまだまだ下りが続きます ワンゲル一団が道を譲ってくれたのはいいけど 目的地が同じ高山裏ということを確認、これでは休めないじゃん! テント場で隣にはなりたくないので、自分に鞭うち歩きます そして焦るあまりいらんところで親指をしたたかにうちました ゆっくり歩きます 対抗してくる人たちが疲れ果てています ここは長い登り(私には下りと平行移動)、マイペースを心に銘じて進みます ちょっとしたクサリ場で後ろを振り返ると誰もいません そして小屋まであと30分以内なルート上の水場では 十分に水を汲んで頭をささっと洗いました! 手ぬぐいを巻いて乾かしながら高山裏避難小屋、2時すぎに到着 いました、常連と話が盛り上がっている名物小屋番 ワンゲル一団のことを気にしていました 「あいつら遅すぎる!」 ワンゲル一団が張るテントの場所はもう小屋番が決めていたので 私は自動的にココと決められ、そこにテントを張ります ここも物資は不足しており、目指していたモモ缶は売り切れていて カップめんくらいしかないと小屋番が笑っていました お隣は悠々自適なリタイヤ後ハイカーなおじさま 明日の天気を聞いて小屋番に怒られたらしい 足を使ってしまっていた私は足をチェック 靴擦れ部分は両足ともにひどい状態 テーピングで固定します 右足親指もぶつけたのが効いていて腫れています 見るのも嫌なので早々にシュラフに潜り込みました 靴下も乾かさないといけないし(着干しですよ) テント張って、荷物を定位置においてしまえば、たいしてやることはないので 小説を取り出してみますが、読みません(笑) おやつ食べてラジオ聞きながらうとうとします ご飯を食べていたら5時過ぎにワンゲル一団が現れました どうやら女子1名がへたれた模様 到着した一団がワイワイしている中、弱って体育座りでうなだれています 徐々によみがえるワンゲルな思い出 到着何分後にあれをやる、とかご飯にかける時間とか、寝る時間は8時間確保とか 全部決まっていたのです この一団もご多分にもれず、時計係が声掛けをしています 遅くについたので遅くまで声が聞こえていました 静岡や長野や山梨の「ときどき雨」の「ときどき」があたると小屋番が言っていた通り 天気予報どおり夜から雨が降り出しました また雨ですよ、奥さん (つづく!)
by yakitori_joel
| 2013-09-11 21:38
| 体力系
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