2013 南アルプス縦走 DAY2 聖平小屋~百聞洞山の家

雷鳴とどろく中、暴れるテントを押さえつつ

いつの間にか疲れてはて寝ていました

目を覚ましたのは6時

雨風、弱まってきました

テントを出てトイレにえいっと行きます

お腹の調子、いまひとつ・・・

雨はともかく谷を渡る風がまだゴウゴウ言っている

稜線はどうなっていることやら・・・

疲れ切ってしまっていて停滞を決めて小屋の人に伝えます

「天気予報は曇になるけどね~」と言われつつ了解してもらい

テントに戻り、水浸しの床を丁寧にぬぐい、絞り、のろのろとシュラフの中に戻ります


ぐるぐるぐるぐる考えます


先は長いし、1日目の停滞は私の性に合わない

7時にもう一度小屋に向かうと昨日前後した男子が僕は行きますとパッキング中

「同じ方向だし、私も行くよ!1時間後くらいになるけど!」と

赤石小屋を目指す彼を追いかけます


(そのとき、彼が目指す赤石小屋の距離が私にはわからなかったのですが)


急いで撤収、テント場は雨がほとんど止んでいて、荷物をそのまま出すことができました


隣に張っていたテントからおじさんが出てきて少し話をします

おじさんは新しいテントを買ってウキウキテントを張ったのですが

雷雨にあって早速浸水し、意気消沈、ここで小屋に1泊して帰ると話が続きます


私は撤収作業がしたいので話半分で申し訳ないことをしました


で、撤収完了。朝ごはんを食べていないのでパンを1個すぐ出せるようにしておきます。

山では遅い8時スタート。雨でぐっしょりのテントとグランドシートが重く、荷物が肩に食い込みます

目的地の百聞洞までは8時間超のコースタイム


小屋の人には、聖岳まで行って、だめだったら戻ってくる、兎岳避難小屋が目的地と言って出発


小屋の裏の木道で早速雨風が・・・

あわわ。。。


雨は収まってきたもののガスで蒸す中、上り始めます
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丹沢並みに大きなヒルをちょこちょこ見かけましたが

ミミズを食べていたんだというところを発見、撮影に成功!

(お食事中の人は見ないほうがいいかも・・・)
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まるで笠取山的登りを上がっていきます
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ピストンしてきた昨日のカメラ女子(その後茶臼方向へ向かう)にも会うことができ、お互い検討を祈ります

途中雲が切れて富士山をしばし見ることができました
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サコッシュが邪魔になり、ザックの中に収納

肝心の聖岳はガスの中
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我慢の登りが続くわけですが、向かいから来る人の中に兎岳避難小屋から来た人がいました

どうやら兎岳避難小屋は狭いらしく、ひとり先客がいたので、小屋前にテントを張ったとのこと

兎岳を超えて、水場と書いてあるコルあたりは余裕でテントが張れるので、

もし兎岳で泊まるならそこがいいとの情報をゲット

百聞洞から来た人も何名かすれ違い、時間的に大丈夫じゃないですかね~と言われます

ザレている聖岳に取り付き、しばらく行ったところで赤石小屋に行きたかったカレが戻ってきました

一緒に行けるところまで行こうと誘いましたが、日程もあるので戻ることを決めたとのこと

後で考えると赤石小屋までの行程12時間を7時スタートは遅すぎ、

しかも私と同じくらいのスピードで早くは行けなかったはずで賢明な判断でした

風がびゅうびゅう吹き荒れます

聖岳の頂上が頭上に迫ったところで対抗の人から強風は山頂付近だけという情報あり

そうは言っても気を付けてね、と他のグループのガイドの人に元気をもらい

聖岳!
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ご夫婦に撮ってもらいました

強風で寒いのでささっと兎岳に向かいます

この兎岳もえぐい感じ、森林限界を行ったり来たりしながら

途中、百閒洞の小屋が見えます!

が、そこまでの道のりは遠い!

兎岳避難小屋、あーうーという感じ

(あとで赤石岳避難小屋の小屋番は詰めれば10人は泊まれるけどなあと言っていました)

次に進みます

兎岳、かわいくない、やっと登ったらガレている下り

リズムよく下ります

テント場候補の場所は広々として気持ちよさそうですが、

気持ちは百聞洞へ

中盛丸山、かわいくない登り

途中途中お花畑、元お花畑が癒してくれます
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そしてなんじゃこりゃの両手を使わないと登れない傾斜、

大沢岳への取り付きをトラバースする予定だったのに間違えて直登したのかと

自分を疑いました30分間

ひたすら荷物の重さがつらい・・・


結論的には正解の道で、大沢岳の山頂まで0.5kmという看板と百聞洞への新道という分岐が出てきました

大沢岳、見えていますが、夕暮れも迫りガスがびょうびょうと吹き荒れて怖い怖い

すぐトラバースルートに入ります

トラバースと行っても、北岳の長い下りルートにそっくり

上がったり下ったりしながら進みます

水場が出てきたのでもうすぐと思いつつ水を汲んでから進みます
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百聞洞!16時過ぎに到着

テント泊は私ひとりらしく、場所は選びたい放題

お腹の調子は今一つでしたが、せっかく来たからと名物について聞いてみます

いつもなら希望するテント泊の人にも夜ごはんのとんかつを出しているのですが、

とんかつ在庫がごくわずかになっているので出せないとのことでした

明日はヘリが飛ぶからその後ならよかったんだけどね~

あーんど、今年は2~3割お客が多いんだよ~とのこと

手ぬぐいを買ったら割引コーヒーを進められましたが

時間も時間なのでテント張ってからまた来ますと外に出ました


外ではレタス鍋(肉入り)をやっているカップルが!

ちょっと話して、あとで参加します~と言ってテントを張りにテント場へ


しかしテント場、ちょっと遠いのでありました、徒歩5分くらい


濡れたものをばさばさと降って、ちょっとの間だけ乾かします

が、夕方なので山からガスが下りてきており、雨もぽつぽつ

テントを張って(もちろんココ以降、ペグダウンは忘れない!)

物品をすべてテント内へ撤収、体を拭いて楽々の恰好に着替えます
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ラジオで天気予報を聞きつつ、寒いのでお湯を沸かしてお茶を飲み、ついでにご飯
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カップル、ゴメンナサイ(涙)

天気予報、全国的によくない天気、以上。


夕方、ヘッ電つけて歯を磨いたりトイレへ

カップルの男性のほうに会って、ゴメンナサイをしてテントに戻ります


シュラフ、シュラフカバー、濡れていましたが

徐々に体温で乾いてきた気が・・・

シュラフカバーの内側は結露していますがあまり気になりません

濡れた靴下やら着ていたものをシュラフの内側で乾かしているので全体的に臭いのが気になります

夜中、風がどうっと吹きまして吹き流しがテント内に入った気配

ぽつぽつ結露してそこらが濡れていないかしらと懐中電灯をつけると

外で息を飲んだ生き物の気配・・・


すぐ懐中電灯を消して息を潜めます

テントは1張、小屋まで徒歩5分・・・ぐるぐる考えつつ

しばらくたつと気配がなくなったのでドキドキしつつ

テントに雨粒があたらないということは何より幸せ・・・

また眠りにつきます

(つづく!)
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by yakitori_joel | 2013-09-04 22:36 | 体力系 | Comments(0)